インフルエンサーマーケティングをはじめるには
ただ、最近流行っているし、良さそうだからやってみようかといった曖昧な動機では効果は期待できません。
何を目的とするのか、ゴールを明確にすることでどのメディアを使うのが適切なのかが見えてきます。
メディアの種類とそれぞれの特徴
インフルエンサーが活用する主なメディアはブログ、Instagram、Facebook、Twitter、YouTubeとなっています。これらの特徴を把握して自社のマーケティングに合うものを選ぶ。そしてゴールを達成するためのKPIを設定することでより高いマーケティング成果を出していくことが出来ます。
KPIとはゴールを達成するための過程で設定する指標を言います。指標が明確となることで施策の効果がどの程度出ているのか、何が足りていないのかを知ることが出来ます。SNSと一言で言っても、それぞれ特徴が異なるので設定するKPIも異なります。
1 Instagram
Instagramは写真を投稿しシェアするツールとして登場したこともあり、フォトジェニックなもの、属に言うインスタ映えするものが効果的です。近年ECサイトへ直接つなげることが可能となりマーケティングから購買への訴求効果が一段と見込めることから大変注目されています。弱点としては投稿自体をシェアする機能がなくハッシュタグを付ける必要があります。
●InstagramのKPI設定例
- プロフィールURLクリック数
- エンゲージメント数(いいねの数)
- インプレッション数(投稿閲覧数)
- フォロワー数
2 Twitter
Twitterは140字という多くはない文字数の制限があるので伝えたい情報がピンポイントで書かれており、リツイート機能やURLを貼り付けてリンクを飛ばすことも可能なので拡散力では一番です。ただ画像は無くてもテキストだけで手軽に投稿が可能な分、次から次へと頻繁に投稿されていくのでインパクトが無いと見られることがなく埋もれていきます。
●TwitterのKPI設定例
- エンゲージメント数(いいね、リツイートの数)
- インプレッション数
- クリック数(投稿に貼り付けたリンクURL)
3 Facebook
Facebookは実名で登録されているため信頼度の高い投稿が求められます。シェア機能もありテキストと画像の両方を投稿出来、イベントの集客ツールとしてビジネスシーンでも多く使われています。
●FacebookのKPI設定例
- エンゲージメント数(いいね、シェア、コメント数など)
- インプレッション数(投稿が閲覧された数)
- クリック数(投稿に貼り付けたリンクURL)
4 YouTube
YouTubeは動画配信サービスですが、コメント欄に書き込みが出来るのでユーザーの交流の場にもなっています。言葉では表現しにくいことや感情などがダイレクトに伝わりやすいという特徴があります。
動画によって、他のSNSにはない圧倒的な情報量をより少ない時間でよりリアルに届けることが出来ます。また、リンクを貼ることも出来ますので自社サイトへ誘導することが出来ます。
●YouTubeのKPI設定例
- 動画再生回数
- エンゲージメント数(評価、コメント等)
- クリック数(投稿に貼り付けたリンクURL)
インフルエンサーマーケティング成功のキーポイントは

フォロワー数だけでインフルエンサーを選んでいてはマーケティング効果を得ることは出来ません。ビジョンを持ってプランニングをしっかり行って、適切なインフルエンサーを選ぶことが大事なポイントになるでしょう。
インフルエンサーマーケティングに関するご相談、お問合せはカウリまで。